阪神・藤川監督 佐藤輝40号後押し計画 大台リーチから4試合足踏み…打順変更に含み「それもありだね」

 阪神・藤川球児監督(45)が1日、甲子園球場で全体練習を見守り、レギュラーシーズン最終戦となる2日・ヤクルト戦(甲子園)で有終の美を飾ると意気込んだ。

 「クライマックスシリーズはチケットを手に入れることも大変だろうから、明日で最後ですから、いい一日になればいいですね」。先発は最高勝率に加えて最多勝、最多奪三振のタイトルも狙う村上。試合後には原口の引退セレモニーが予定されており、見どころ満載のラストゲームとなる。

 もう一つの注目は佐藤輝の「40本塁打、100打点」だ。「達成できればいいし、できなければ来年以降の糧になる」と指揮官。ただ、本塁打は大台にリーチをかけてから4試合足踏みが続く。「彼もこの何試合かホームランに少しこだわりがあったかもしれない。そういうのが打線の流れを難しくさせるから、彼は彼で大変だったんじゃないですか」。指揮官は理解を示しつつ、報道陣から打順を上げるプランを問われると、「その方がいいんですかね」と打順変更に含みを持たせた。

 「それもありだね。野球の形を壊すってことですよね。村上の勝ちもかかってるし、そうなると…。まあ、その辺りは自分が決めることですから(笑)。それでうまく回るか考えてみましょう」

 開幕前日に今季のキーマンに指名したように、佐藤輝の活躍とともに駆け抜けた1年。最後は豪快な一発を見たい。指揮官は心待ちにしている。

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