阪神・門別が6回6安打2失点 平田2軍監督「真っすぐは良かった。変化球を多く投げすぎたかな」
「ウエスタン、阪神3-3広島」(24日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は終盤に反撃して追いつき、同点となった。
先発の門別が6回6安打2失点と力投。降格後初登板の湯浅が1回2安打1失点だった。野手では野口が21日のウエスタン・ソフトバンク戦以来の2安打と躍動。嶋村も3日のウエスタン・オリックス戦以来の2安打で存在感を示した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-門別が6回2失点。
「悪くなかった。真っすぐは良かった。ちょっと変化球を多く投げすぎたかな。ストレートの力もあったし、全体的に全然悪くないよ。この前のちゅ~るのくふうハヤテで投げた時より、今日は真っすぐに力があったんで。ちょっと変化球を首振って、自分で試そうとしたのかどうかはわからないけど、変化球をちょっと多く投げすぎたかなって。打たれてるのはほとんどが変化球でしょ。最後の堂林にレフトツーベースか、あれぐらいじゃない、真っすぐを打たれたの。あとはもう差し込んでたんでね。うん、全然悪くない」
-1軍を見据えてDHに門別。
「もちろん、もちろん。そういう打席も上げてリズム(を取る)。こういう門別とかっていう選手たちには打席もね、入るというリズムがあるんでね」
-湯浅が降格後初登板。
「いや、良かったんじゃない。1点取られたのはとか関係ない。こうやって調整っていうか、そういう中で1イニングしっかり投げられたということと、ストレートも走ってたしね。1点取られたっていうのはもう関係なく、やっぱりバッターに対戦するというのが、今日の1つのポイントなんでね。ヒットも打たれたけど、あと球も走ってたし、角度もあったんちゃう」
-野口が2安打。
「最後ね、執念だよ。これはもう野口の執念があの内野安打を生んだと思うし。やっぱああやって食らいついていって同点の内野安打。もうきれいなヒットなんかね、なかなかそうはいかんよ。ああいうところで、やはりゴロね。追い込まれてゴロ打って、内野安打を打ったという打点付き。そういうところになってくると、やっぱり彼も打率も上がってくるだろうし、今日2本でしょ」
-前川が2軍に合流。試合にも出場した。
「前川はこの遠征も行くし、やっぱりゲームでちょっとバッティングはどうかなと思ったけど、試合のあれはそんな悪くないやん。左の塹江に対してもね、最初のサードゴロにしても、感じは悪くない。そういったところで、もう一回ファームでしっかりと成績を残してっていうか。ちょっと小細工ね。彼、器用なのでそういうところももっとシンプルにっていうかね。今日、左ピッチャーから打ったセンターライナーなんて、全くもう崩されてっていうのはもう感じないもん。これでやっぱり彼にとってはね、プラスに考えないといけないし。藤川監督もそれを望んでるというところでね。もう一回彼を鍛え直すっちゅう表現じゃないわね、調子を上げさせるというか。まだまだ若い、22歳でしょ。もう一回、本人もそういう意欲っていうのがもう十分感じるんで、やっていきますよ」
-下村がシート打撃に2度目の登板。
「いや、いいボールがいってたよ、うん。これからはまだそんな焦る必要はないし、じっくりとね。ここまで順調に来てるんで、じっくりと下村はやっていきます。今、順調に来てるんでそれだけです」
-次の先発は。
「明後日は今朝丸。初めて名古屋球場っていうかビジターで投げるの初めてなんでね。非常に俺はもう楽しみにしてるんだけど。夏の今朝丸だよ」
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