阪神・ドラ2門別 亡き妹とプロでも戦う グラブに名前を刺しゅうし持参

 入寮し自室で笑顔の門別(球団提供)
 亡き妹の名前が刺しゅうされたグラブ(球団提供)
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 阪神新人7選手が6日、西宮市の選手寮「虎風荘」に入寮した。ドラフト2位・門別啓人投手(18)=東海大札幌=は、妹の名前を刺しゅうしたグラブを持参した。5歳の時に脳腫瘍で亡くなった妹・心奈さんとともに、プロの世界でも戦っていくことを誓った。

 「高校時代に作った時に、妹の名前を見て気持ちがすごく入ったので、今回も気持ちを入れて頑張れたらなと思って入れました」と思いを語った。

 黒を基調としながら「ちょっと派手にしたいな」とピンクをアクセントに。さらにスペイン語で「上昇」を意味する「Elevar」も刺しゅう。「いろいろな言語を調べてみた中で、響きが良いなと思って」と説明した。「早く1軍で活躍できるように頑張ります」。大切な人のためにも、上を目指して歩んでいく。

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