阪神・高橋 11K圧巻の奪三振ショー 安定感抜群6回1失点 完全復肩に手応え「いい投球ができた」
「ヤクルト1-3阪神」(22日、神宮球場)
久々の対戦相手を圧巻の奪三振ショーで圧倒した。阪神・高橋が2021年10月8日(神宮)以来のヤクルト戦に登板。「先制点は与えてしまいましたが、どの球種でもストライクも取れて全体的にはいい投球ができた」と手応えを得た。
立ち上がりから抜群のコントロールで三者凡退に。二回は先頭の村上に左中間フェンス直撃の二塁打を許すも後続はピシャリ。悔しさが残ったのは四回だ。1死で迎えた村上への初球だった。ツーシームが高めに抜けた。捉えられた白球は左中間スタンドへ。21年10月8日ヤクルト戦で西浦に浴びて以来、4年ぶりの被本塁打となる先制ソロを被弾。「投げミスなのでもっと注意できるようにします」と反省した。
それでも直後に味方が同点に追いつくと、本領を発揮した。五回は先頭の古賀を内角へのカットボールで空振り三振とすると、三者凡退に。六回も増田を二ゴロ、伊藤を空振り三振とすると、最後は内山も外角いっぱいのスライダーで見逃し三振に斬った。
6回3安打1失点で今季最多の11奪三振。1試合2桁奪三振は、度重なる手術を受ける前の21年10月14日・巨人戦(11奪三振)以来だった。「ストレートの感覚も良く相手が嫌がっているのも感じた。だからツーシームや変化球を有効的に使うことができ三振も増えたのかな」と納得顔。今季5登板目でまた一つ進化した姿を見せ、「ちょっとずつ上がってきていると思うので続けていければ」と次を見据えた。
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