阪神・佐藤輝 掛布以来46年ぶり球団4人目「30-10」達成 4タコも足で魅せた22年以来の2桁盗塁

 「広島0-2阪神」(13日、マツダスタジアム)

 虎の大砲は走っても絵になる男だ。阪神・佐藤輝が約半世紀ぶりにミスタータイガースの記録をよみがえらせた。初回1死一、二塁で迎えた第1打席。二ゴロ併殺崩れで一塁に残ると、大山の5球目にスタート。大きなストライドから豪快に滑り込み、2022年(11盗塁)以来3年ぶりに2桁盗塁を記録。今季10盗塁目となり「30-10」を達成した。

 2リーグ分立後、球団では1979年の掛布雅之以来46年ぶり4人目の快挙となった。休養で欠場した12日の試合後は「リフレッシュできた?明日になれば分かると思います」とニヤリ。バットは4打数無安打に終わったが、走塁で魅せた。

 今春キャンプでは恒例の「赤星塾」に入門。赤星キャンプ臨時コーチから直接指導を受け、「リードの取り方だったり、足の運びだったりを見てもらいました」とレベルアップに励んだ。「(リードの姿勢は)あまり教えることがなかった」と同コーチに言わしめるほどポテンシャルは高いものを持っている。今季は三塁守備も向上中。走攻守そろう大砲へ、着実に進化を遂げている。

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