掛布雅之氏 「今の状態だったらバースの再来」「甲子園の風を友達にしてきた」 阪神・佐藤輝明を絶賛 今後の課題も指摘
阪神の掛布雅之OB会長が21日、MBS「よんチャンTV」に出演し、20日の広島戦で2本塁打を含む4打数4安打6打点と大暴れした阪神・佐藤輝明内野手を絶賛した。
掛布氏は浜風が吹く甲子園で、センターから左方向への2本塁打を放った打撃について「甲子園の風を友達にしてきた。これは楽しみですよ。今の状態だったらバースの再来。『ホンモノ』の『ホン』ぐらいにはなったかな。30本は見えてきた」と絶賛した。
技術面では「右の腰を開くタイミングが良くなってる。右の腰を開いて、外のボールと体の距離を作って、バットの通り道を作ってる。だから体の前をバットが通って、ボールの下にバットが入って、いいスピンがかかってる。浜風を友達にして、あそこまで飛距離を出した」と実演を交えて説明した。
今後については「(相手は)絶対インコースを攻めてくる。そこに手を出さずに見極められたら、打てるゾーンは崩さずに、あのコース(外側)は限りなくホームランの数を増やすゾーンになる。ただ、インコースのボールを振ってしまうと、そのボールが遠くなる。インコースへの対応が大きな鍵を握る」と指摘した。
関連ニュース





