「ウエスタン、阪神３－１くふうハヤテ」（４日、日鉄鋼板ＳＧＬスタジアム）

　阪神は左下肢の筋挫傷で離脱していた小幡が実戦復帰し、２打数１安打。先発の伊藤将は６回無失点の好投。前川が３安打１打点の活躍で勝利に貢献した。平田２軍監督の試合後の一問一答は以下の通り。

　－小幡が１番ショートで出場。

　「一塁からサードまでベースランでヒットで行ったり。足は問題ないな。２打席立って５イニング守ったか。そういった意味では、ヒットも出てというところで。明日の状態見てからだけどね。見てよければ明日も使う予定です」

　－明日は今日よりは長めに出場か。

　「明日の状態見てよ。それで今日と一緒だったら、進歩も何もない。明日の状態が良ければ、もうちょっと今日より長く出場する可能性の方が高いよね」

　－先発の伊藤将は６回０封。

　「今日は初回からスピードも出ていたしね。気合入っていたよ。この前は不甲斐ないピッチングだったんでね。そういった意味では今日はストレートが生きてこそ、スピードガンの（数字）よりね、キレがあるというところでは、変化球も生きていたよね」

　－前川は４打数３安打。

　「右京は、最後で打たなきゃ。３本打って調子は、本当に良くなってきているよ。（打ったのは）センター、レフト、ライトでしょ。ファウルの質も良くなっているけど、俺らはヒットうんぬんより、最後の打席（７回１死三塁で空振り三振）でなんとか、外野フライでも（打てば）ね。そういうレベルまで調子上がってきている」

　－最近は若手が出てきた。

　「モモ（百崎）なんか今日（途中出場で四球、中前打と）見事やん。この前、ストレートを見逃して三振して、バッティングコーチにも、指摘されて。ちょっと受けに入っていたところを、今日、素晴らしいヒットで。最後のエラーはいただけないけど、これはもう経験だ。エラーはね。ただ、今日みたいなアグレッシブにね。うちの選手は、おとなしすぎてガツガツしていない。戸井でもそうやん。もう真面目。『真面目です』って。バッター入ったってね、『僕は真面目です』なんてさ、誰が評価してくれんねん。やっぱりまだ力がないんだから。凡打してもしゃあない。そら、中堅クラスと違う。中堅クラスは違うわ。もうあんなチャンスでぴやーんってファーストフライを打つのは、もう見飽きた」

　－明日の先発は今朝丸投手。

　「明日は今朝丸だから、お客さんを呼ぶように、大々的にあれしといてよ。イニングは、まだ未定だけど。行けるとこまで、３イニングよりはもうちょっと投げてくれるなっていうところかな」