阪神・ドラ2今朝丸 2回無安打0封 プロ入り後最長も先頭に2四球「まだまだ決めきれない」

 「ウエスタン、阪神0-3くふうハヤテ」(7日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 成長の一端を示した。阪神のドラフト2位・今朝丸(報徳学園)がプロ入り後最長の2回を投げ、無安打無失点の投球を見せた。3点ビハインドの六回から登板。先頭から直球が高めに浮き四球を与えたが、続く平尾には初球から直球を投じて一直で併殺。結果的に、10球でイニングを全うした。

 七回は再び先頭への四球を許した。全球直球を投じる真っ向勝負も、球がうわずる形となったが、そこから2死を奪い、最後は篠原をフェンス手前の左飛に打ち取った。無安打ながら2イニング連続で、四球で先頭の出塁を許したこともあり「自分の持ち味である(ストライク)ゾーンでの勝負があまりできなかった」と課題を口にした。

 4月19日のウエスタン・広島戦(SGL)以来のマウンド。ここまではフォームを固めるため、シャドーピッチングなどの基礎練習に取り組んだ。「前回よりはフォームが固まってきている」と収穫を強調。「まだまだ(直球も変化球も)決めきれない。ここぞってところで抑えられる球を投げていきたい」と全力投球で挑んでいく。

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