阪神 猛追も連勝2でストップ 森下4戦連発、22年ぶりのG戦3戦連発も空砲 門別6失点KO

 「巨人6-4阪神」(7日、東京ドーム)

 阪神が巨人に敗れ、連勝が2で止まった。開幕から続いていた東京ドームでの連勝も5でストップした。それでも森下の4試合連続アーチなど、大量リード奪われる中で打線は粘りを見せた。先発の門別が3回2/3を6安打6失点で2敗目(1勝)。今季最短KOと粘ることができなかった。

 試合は序盤から大きく動いた。初回、1死二塁と得点圏に走者を背負った門別が、若林に先制の2ランを浴びた。それでも二回、大山の右翼線二塁打から、小幡の二ゴロが相手失策を誘って1点を奪う。

 巨人・山崎が開幕から継続していた連続無失点イニングを36回で止めると、三回には中野、森下の連打に中堅・ヘルナンデスの失策が絡んで同点。連勝の勢いが続く攻撃を見せたが、門別が流れに乗れなかった。

 四回、2死から痛打を浴びた。ヘルナンデスに左前打を浴びると、続く坂本の左翼線二塁打で勝ち越し点を献上。さらに投手・山崎に左前打されるなど2死満塁にピンチを広げると、泉口に左前に2点タイムリーを浴びた。ここで藤川監督は交代を決断した。

 「ボール先行で苦しい投球になってしまいました。2死から走者を出してしまい勢いを止めることができず、相手に流れを与えてしまいました。ゲームを作ることができずに申し訳ないです」

 それでも4点を追う五回には、1死一塁から森下が6号2ランを放った。これが自己最長タイとなる4試合連続の本塁打で、巨人3連戦で3試合連発。球団では2003年のアリアス(4月11日~13日・東京ドーム)以来22年ぶりの快挙となった。

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