阪神・大竹 先発陣日本投手最年長の自覚 5月1日いよいよ今季初先発「若い子に負けないように」
阪神・大竹耕太郎投手(29)が28日、1軍に合流し、甲子園で投手指名練習に参加した。キャンプ終盤に発症した下肢の張りで出遅れたが、今季初先発となる5月1日・中日戦(バンテリン)では年長者の意地を見せると意気込んだ。
「今日投手練習に来たら、いつの間にか(先発日本投手の)最年長になってたんで。(6月で)30(歳)って、そんな(年長な)ことないと思うんですけど(苦笑)。若い子に負けないように」
ローテから外れている間に富田、門別、伊原ら若手が台頭。中でも富田はソフトバンク・和田の合同自主トレに一緒に参加した仲で、「(富田の先発初勝利は)うれしかったけど、自分は何をしてるんだろうと、歯がゆさはありました。また2人で切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっていけたら」と力を込めた。
首脳陣の期待はヒシヒシと感じている。今季は先発が長いイニングを投げられず、中継ぎは登板過多気味。2年連続2桁勝利を挙げ、昨季は規定投球回に到達した左腕は「できるだけ球数を抑えながら(長い)イニングを投げていく」とキッパリ。先発の自覚を胸に刻み、今季初勝利を狙う。
関連ニュース





