阪神 難病克服の湯浅が2年ぶりの1軍昇格 先発の富田も 代わってゲラと小野寺が抹消

 「DeNA-阪神」(24日、横浜スタジアム)

 公示が発表され、阪神の湯浅京己投手と先発予定の富田蓮投手が1軍昇格した。代わって、ハビー・ゲラ投手と小野寺暖外野手が抹消となった。

 湯浅は24年に国指定の難病である、「胸椎黄色靱帯骨化症」となり、手術を受けた。リハビリを続け、今季から実戦復帰。2軍では9試合に登板し、防御率2・00だった。22年には1軍で59試合に登板し、43ホールドを挙げた実績もある。2年ぶりの昇格となる。

 球場入りでは「少しでも力になれるように頑張りたいなと思います。感覚的にも良くなってきている。ワクワクしている部分もある。緊張とかもすると思うんで、自分の力を出せるように頑張りたい」と話していた。

 抹消のゲラは前回登板の20日・広島戦で1失点。今季は6試合で防御率13・50と精彩を欠いている。

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