阪神・才木 貫禄3回0封5K 最速152キロ「真っすぐが結構良かった」前回4失点からきっちり修正
「教育リーグ、阪神3-2広島」(2日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神の才木浩人投手(26)は2日、教育リーグ・広島戦(SGL)に先発し、3回を1安打5奪三振無失点と上々の投球を見せた。直球の最速は152キロを計測。「真っすぐの感じがいいんで、このまま継続できるといいかなと思います」。すでに4月1日のホーム開幕戦・DeNA戦(京セラ)での先発が決まっており、今後はイニングを伸ばして状態を上げていく。
ストライクを投げるたびに、新球場のスタンドからどよめきが起こる。才木が48球で虎党をくぎ付けにした。「ファンの人もたくさん入りますし、すごいいい球場だなと思いましたね」。調整登板とはいえ、大物での初マウンド。格の違いを見せつけた。
初回、名前がコールされただけで沸いた。先頭の田中に四球を与えるも続く中村奨の2球目に152キロを計測。最後も直球で空振り三振とし、田村も連続三振に抑えた。「真っすぐが結構良かった」と威力抜群。ストレート主体で空振りとファウルを取り、カウントを整えた。
二回は佐藤啓と羽月、三回はラミレスと計5奪三振。「真っすぐで全部三振かな。これが甲子園とかでも継続できるようにやっていけたら」。安打は三回2死から田中に内野安打を浴びただけ。今年初登板だった、2月23日のオープン戦・中日戦(北谷)では2回4安打4失点だったが、見事に修正した。
ただ、課題も残る。「フォークがちょっと決まってないところが多かった。修正するところはそこかな」。次回登板は中6日で9日の巨人戦(甲子園)が有力。その先には16日のプレシーズンゲーム・ドジャース戦(東京ド)での先発が控えていて、徐々に状態を上げていく。
今季初先発は4月1日のホーム開幕戦・DeNA戦(京セラ)と決まった。週頭の火曜日を任され、他球団のエース級と投げ合うことになる。昨季も経験したが、大事になるのは「イニングを稼げるように」すること。そのためにも追い込んでから一発で仕留めることも意識している。
自身の開幕まで1カ月を切った。もうやることは変わらない。「あんまり疲労をためないようにというか、コンディションもうまくやりつつ入っていければ」。大物で感じさせたエースの貫禄。「4・1」のマウンドへ、自信を持って上がるために準備する。
