阪神の大竹は今季ワーストタイの4失点 自ら援護の適時打直後、万波に2ランを浴びる

 6回、マウンドで汗を拭う大竹(撮影・北村雅宏)
 5回、大竹が万波(手前右)に2ランを浴び、ベンチで渋い表情の岡田監督(撮影・中田匡峻)
 6回、代打で出場も三ゴロに倒れたミエセス。左は一塁手のマルティネス(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-日本ハム」(29日、甲子園球場)

 阪神の大竹耕太郎投手は6回8安打4失点(自責3)で降板となった。

 両軍無得点の二回に1死二、三塁のピンチを招いたが、石井を遊ゴロに打ち取った。しかし、木浪の本塁送球が三塁方向へと少しそれて、三走が本塁生還(記録は野選)。さらに、捕手の坂本も送球を捕れずに二走の田宮の生還も許した(記録は遊撃・木浪の悪送球)。

 それでも、四回の攻撃では2死一、二塁から自らが左前適時打を放ち、1点差に詰め寄った。流れを呼び込んだかに思われたが、直後の五回2死一塁で万波に2ランを献上。手痛い被弾となった。

 4失点は4月13日の中日戦(バンテリン)以来で今季のワーストタイ。打線の援護もなく、5勝目はお預けとなった。

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