阪神・才木 4回0封 左足に打球直撃「全然大丈夫」 岡田監督、開幕カード3連戦でのローテ入り示唆
「オープン戦、日本ハム6-5阪神」(3日、札幌ドーム)
開幕ローテーション入りが確実な阪神・才木浩人投手が、圧巻の投球を披露した。オープン戦2度目の先発で4回1安打無失点。日本ハム打線に二塁すら踏ませなかった。「真っすぐもそれなりにいってましたし良かったんじゃないですかね」とうなずいた。
立ち上がりから伸びのある直球で押しまくった。2番・石井の初球と3球目に、この日最速の153キロを計測。初回は8球中7球でストレートを投じ、三者凡退に抑え込んだ。一転して二回は10球中6球が変化球。前回登板の2月25日・中日戦(北谷)のようにカーブやフォークを交えながら変幻自在の姿を見せた。
三回にはアクシデントが襲った。2死から9番・伏見の打球が左足を直撃。治療のためベンチに下がったが、マウンドに戻ると後続を空振り三振に仕留めた。「骨とかじゃないんで全然大丈夫です。くるぶし横くらいなので。治ります、治りました」と軽傷を強調。四回には一塁ベースカバーをこなし、岡田監督も「大丈夫、大丈夫。なんか(当たったのは)肉のところ言うとったから」と胸をなで下ろした。
指揮官は「才木は順調で、逆算していけると思うけどな」と語り、今後は週末の登板を重ねながら、開幕カードとなる巨人3連戦のローテに入ることを示唆した。右腕はコースの投げ分けなど開幕までの確認事項をいくつか挙げながら「徐々に仕上げていきたい」と開幕を見据えた。
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