阪神・野口 ライバル前川の選球眼身につけて出塁率上げる「低めの変化球を見極める」
阪神の野口恭佑外野手(23)が1日、2日からの教育リーグ・広島戦(由宇)でのテーマを低めの球の選球眼とした。「右京は四球を取っている」と理想に掲げたのは外野の定位置争いをする前川。結果がほしいからこそ、四球などでの出塁率アップを求めた。
オープン戦では3打数無安打1三振。「見せたいものを見せられていない」。前川が1軍の札幌遠征に帯同する中、打席数確保のために由宇へ向かった。現在の課題はボール球に手を出してしまうことで「低めの変化球を見極める」と改善点を挙げた。
開幕1軍に生き残るには、派手な一発や安打を打ちたいところだが、その気持ちをグッと抑えた。「四球でも出塁になる。四球も取って、甘い球を仕留める」。岡田監督もチーム打撃を求めており、北の大地まで朗報を届けるには我慢も必要だ。
開幕まで1カ月を切った。「自分を出しすぎようとするのも良くない。今やれることを一生懸命やれば、結果も出てくる」。教育リーグからの再出発。激しい外野競争を勝ち抜くためにも、結果にこだわっていく。
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