帰宅後の家事も“戦い”阪神・才木流時短術「途中で携帯を見ないことがカギ」

 「阪神4-1広島」(21日、甲子園球場)

 2勝目を挙げた阪神・才木浩人投手は、今オフから1人暮らしを始めた。帰宅から起床まで自己流時短術でアスリートボディーを整え好投につなげている。

  ◇  ◇

 帰宅後、玄関の扉を開けた瞬間から阪神・才木のもう一つの“戦い”が始まる。いかに効率よく面倒な家事を終わらせるか。昨オフから1人暮らしを始めてやることが増えた分、休息の時間を長くするために試行錯誤をこらした。

 “才木流時短術”は、まずお風呂のお湯張りのスイッチを押すところから始まる。次に取りかかるのは洗濯。着ていた服や使ったタオルをぶち込み、こちらもスイッチオン。道具の整理などをしている間にお風呂が沸くと、歯ブラシを持ち込んで即入浴。「絶対にお湯につかる」と手っ取り早くシャワーで済ませずに、ここは一度のんびりと体のリカバリーに専念する。

 歯磨きも同時に終えて上がった頃には、洗濯終了の合図。そのまま洗濯物を乾燥機に入れてスイッチオン。翌朝に乾いた洗濯物を処理するため、これで家事は一通り終了だ。

 「途中で携帯を見ないことがカギ。そこが命取り」。一度手を止めてしまうともう体は動かない。計約40分の家事を帰宅した勢いで一気に終わらせ、就寝態勢に入る。

 入浴で高めた体内の深部体温が下がるタイミングでベッドに入り、あとはあっという間に夢の中。この日もいつも通りに、整った体で3週間ぶりの1軍マウンドに向かって、勝利をつかんだ。(デイリースポーツ阪神担当・北村孝紀)

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