阪神・佐藤輝 天敵・九里撃つ!甲子園でシーズンリベンジや 今季9の0も「甘い球を一球で仕留める」

 シーズンのリベンジはCSで果たす!阪神・佐藤輝明内野手(24)が17日、18日・CSファイナルS第1戦に先発する広島・九里の攻略に意欲を見せた。

 「相手もいいピッチャーなので、本当に甘い球を一球で仕留められるかっていうところが大事ですかね」

 今季右腕とは4試合で対戦し、9打数無安打。最後に相対した9月30日のマツダスタジアムでもカットボールで打ち取られ、チェンジアップにはバットが空を切った。

 シーズンを通して苦杯をなめさせられてきた。ただ、その経験を通して投球の傾向も理解している。「球を動かしてきて、打ち損じるっていうのが多かったので、そこはしっかり考えていきたいと思います」。ポストシーズンで再び巡ってきた対戦の機会。今度こそ一振りで仕留め、雪辱を果たす。

 この日のフリー打撃では36スイング中9本の柵越えを記録。全て右方向への快音で手応えも十分だ。9月以降は打率・356、9本塁打、29打点と調子を上げ、CS前最後の実戦となった15日のフェニックス・リーグ、日本ハム戦(SOKKEN)でも本塁打を放った。「最後いい感じで、そのままやりたいと思います」といい流れに乗って“九里撃ち”を果たしてみせる。

 前夜には刺激を受けた出来事もあった。今年1月に自主トレを共にしたロッテ・安田が、ソフトバンクとのCSファーストS第3戦でサヨナラ打を放って劇的勝利。「盛り上がりましたね」と興奮気味に話し、「あの場面で打てるのはすごいなと思います」と後輩の活躍をたたえた。

 本拠地で迎える短期決戦。自身も声援を力に、バットで勝利に導く意気込みだ。「ホームでできるっていうのは大きなアドバンテージだと思うので、頑張ります」。いよいよ迎える大一番。佐藤輝の快音でまずは初戦を奪取する。

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