阪神・岩崎「普通にやれたら」投手円陣でCS心構え 「雰囲気を感じたら硬くなっちゃう」

 キャッチボールする岩崎(撮影・山口登)
 大竹がトレーニングするボールを投げる岩貞(中央)=撮影・山口登
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 阪神・岩崎優投手(32)が8日、練習前の投手円陣で、後輩たちに「普通にやれるかどうか」と短期決戦へ向けた心構えを説いた。

 肌寒い風が吹く甲子園。18日から始まるCSファイナルSへ、左腕は仲間たちに思いを伝えた。特別なことは何もない。「そういう(いつもと違う)雰囲気をちょっとでも感じてしまったら、硬くなっちゃう人もいるかもしれない。普通にできるようにサポートしていきたいですし、自分も普通にやれたらなと思います」。リーグ1位の防御率2・37を誇る救援陣で、これまで通り戦うだけだ。

 この日はキャッチボールやショートダッシュで汗を流した後、フェニックス・リーグが開催される宮崎へと飛び立った左腕。本番まで残り10日と期間が空くが、調整登板のテーマを問われると「特にないです。普通にいつも通りやろうと思いますけど」と、ここでも普段通りを強調した。

 頼もしい男も帰ってくる。背中の張りで2軍調整していた岩貞が、同リーグで実戦復帰。状態については「今のところ大丈夫」と明かし、「自分の形で打ち取れるように、まずカウントをうまく作るというところを課題にやっていきたい」とテーマを掲げた。

 続けて、「特別にやることもないですし、できることをやっていければ。それなりのメンバーがいるので、補いながら戦っていければ」と力を込めた。経験豊富な2人を中心に、短期決戦もブルペン陣一丸で挑む。

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