戦力外の阪神育成・望月 今後は「肩と相談」 ケガに泣いた最速159キロ剛腕去る

 戦力外通告を受けた阪神の育成、望月惇志投手(26)が3日、甲子園施設内で取材に応じ「やっぱりケガがすごく多くて。トレーナーさん、ドクター含めいろんな人に助けてもらった」と在籍8年間を思い返した。

 1年目は秋季キャンプ中に右肘を負傷。翌17年4月に腰痛を発症し、同年オフに腰部ヘルニアの手術を受けた。18年は37試合に登板し、19年には先発で初勝利を挙げ、CSファイナルS・巨人戦でも初戦先発を任されたが、21年オフに育成契約。昨年9月には右肩関節唇の修復手術を受け、今季は2軍で13試合に登板した。

 今後は「家族とも相談してこれから考えようかと思います」と話し、現役続行については「自分の肩とも相談しながら」と状態を見ながら決める。かつて最速159キロと夢のような直球を投じた剛腕が、タテジマを去る。

 ◆望月 惇志(もちづき・あつし)1997年8月2日生まれ、26歳。神奈川県出身。190センチ、93キロ。右投げ右打ち。投手。背番号124。横浜創学館から15年度ドラフト4位で阪神入団。プロ1年目の16年10月1日・巨人戦(甲子園)で初登板(救援)。21年オフに育成契約。22年9月に右肩関節唇修復手術を受けた。

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