阪神がPS戦力証明打ァ!“控え組”小幡マルチでチャンスメーク&小野寺も途中出場で安打

 7回、右前打を放つ小幡(撮影・立川洋一郎)
 8回、中前打を放つ小野寺
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 「阪神タイガース2-3横浜DeNAベイスターズ」(18日、甲子園球場)

 内外野で“控え組”が存在感を発揮して、王者猛虎の選手層の厚さを示した。阪神はチーム5安打に抑えられた中、スタメンの小幡がマルチをマークすれば、途中出場の小野寺も1安打。岡田監督からも「出したら打つよ、ある程度はなあ」と評価を受けた2人が、ポストシーズンに向けて欠かせない戦力であることを結果で証明した。

 小幡は「8番・遊撃」で7月30日・広島戦以来約1カ月半ぶりとなる甲子園での先発出場。「あんまり記憶になかったので、そういった意味ではいい緊張感の中で入れたかなと思います」。七回と九回、いずれも先頭で快音を響かせた。七回の右前打は得点の起点になり、「先頭で回ってきたら(チャンス)メークすることが、こういう(自分の)タイプは必要。二つ出られたのは良かった」と責務を果たした。

 聖地で守りに就くのも同戦以来となったが、「そんなに難しい球は飛んでこなかったので」とノーミスにも涼しい顔。持ち味の守備力も光らせた。

 代走から出場した小野寺は、八回1死一塁で迎えた最初の打席で中前打。左翼と中堅の守備もこなして、「どのポジションで出ても、やっぱりチャンス」と自分に言い聞かせた。敗戦にも確かに得た手応え。38年ぶりの日本一へ、若い力がチームを底上げする。

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