阪神・青柳 後半戦4連勝で“アレ”へエース復肩着々 初回いきなり被弾も6回途中3失点粘投
「東京ヤクルトスワローズ5-6阪神タイガース」(2日、神宮球場)
崩れるわけにはいかない。Vマジック再消滅の危機もあった重要な一戦。阪神・青柳晃洋投手(29)は苦しみながらも7勝目を手にした。
「打たれはしましたけど、点を取ってくれたので、一人一人という意識で何とか投げられたかなと思います」
厳しいスタートとなった。初回、2死二塁とピンチを背負うと、村上に先制の右越え2ランを献上。プロ入り後最も本塁打を浴びている相手に通算9発目を被弾し、苦しい立ち上がりとなった。
それでも三回にチームが逆転に成功。好調とは言えない中、「無駄なフォアボールが良くないと思ったので。打たれても、前に飛んだら良い守備がある」と仲間を信じて粘りの投球を見せた。
六回2死二塁のピンチで代打・川端を迎えた場面で交代が告げられ、5回2/3を6安打3失点で降板。79球という球数ではあったが、「結果的にチームが勝ったので」と悔しさはのみ込んだ。とはいえ、自身4連勝と流れに乗っている。
次戦は、いったん抹消されて12日からの巨人3連戦に回るプランも浮上しているが、岡田監督は「明日が天気悪いとかなあ」と3日・ヤクルト戦(神宮)次第だと言及した。「状態も内容的にもしっかりとした投球ができるように」と右腕。“アレ”へ貢献するべく、強い覚悟で腕を振る。
野球スコア速報
関連ニュース





