阪神・佐藤輝 夏男に進化 先制打で8試合連続安打 過去2年苦手の8月に打率・305
「読売ジャイアンツ4-2阪神タイガース」(27日、東京ドーム)
チームの連勝はストップしても、阪神・佐藤輝が奏でる快音は鳴りやまない。8試合連続安打となる左前打が先制の一撃に。「(二塁走者の大山が)ちょうどかえって来られる当たりだったので、良かったです」と振り返った。
連続四球で迎えた二回無死一、二塁。「四球が続いていたので、ストライクを取りにきたボールを積極的にスイングする意識」を持ってメンデスと相対。2球続いた直球が真ん中付近に来ると、見逃すわけにはいかない。152キロ直球を捉えて左中間へ落とし、先制左前適時打となった。
プロ入り後、夏場に苦しんできた。8月の月間打率は21年が・222、22年が・228。アレへ突き進む今季は一変し、82打数25安打で・305と大幅に上向いた。「(8月に)そろそろ打たないと、という感じなので」と冗談めかしつつ、手応えをにじませる。
チームは長期ロードで貯金を積み重ねて、甲子園に戻る。「変わらずチームで戦っていきたいと思います」。決意の言葉を残して、東京駅へ向かった。
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