阪神・岡田監督 3三振とブレーキの佐藤輝に苦言「渡辺がいないんよ」「そら打てんかったら外すよ。しゃあない」

 「阪神1-1ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 4時間29分の熱戦は両軍譲らずドローとなった。

 阪神は三回にノイジーの遊ゴロの間に先制したが、適時打は35イニングなしと打線が低調。佐藤輝は一回1死満塁と八回無死二塁で三振を喫するなど、4打数無安打3三振とブレーキとなった。

 岡田監督は佐藤輝について「いやあ、そら、お前。みんなそうやけどな。おーん。余計に目立つわな。あそこでチャンスが回ってくるからな、結局は」と苦言。タイミングの取り方も遅いか、という問いには「いや、もうそれはずっとよ。ずっと言い続けていることやから。渡辺(諒)がいないんよ。それだけよ。ちょうど熱が出て。うん」とうなずいた。

 ここまで打率・160、0本塁打、1打点。「渡辺がいたら外してもおかしくない状態か?」と問われると、「そら打てんかったら外すよ。しゃあない」とも語った。

 チームはK・ケラーが十一回に無死三塁の大ピンチを招きながら山田、村上、オスナを抑えるなど、投手陣が踏ん張った。

 先発の才木は7回5安打1失点で降板。114球を投げ、11三振を奪う力投も実らず2勝目を逃した。

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