高木豊氏、阪神“アレ”の理想のタイミングとは「ゲーム勘残しながらCSに向かいたい」 優勝マジック「26」

 元DeNAの高木豊氏が21日、自身のYoutubeチャンネルを更新。マジックが点灯した阪神の理想の優勝時期について言及した。

 優勝へのマジックは「26」となり、マジック対象の2位・広島とは7ゲーム差を付けている。いよいよゴールテープも見えてきたが、高木氏は「ただここからより厳しい戦いになってくる」と指摘。今後、打線でカギを握る選手として「何と言ってもサトテルとノイジーが打つか打たないか」と、なかなか調子の上がってこない佐藤輝とノイジーの2人の名前を挙げた。

 続けて「他はね、近本、中野はほっとけば何とかしてくれる。大山は今年の活躍見てると大丈夫。何か困った時に大山は何かしてくれそうな気がする」と期待を寄せ、それだけに2人が優勝へのキーマンになると解説した。

 さらに岡田監督が理想的と思う優勝のタイミングについても触れ、「どっちみちするんだったらギリギリ。心情的には早く決めたいけど、ただクライマックスシリーズ(CS)があるから。ゲーム勘残しながら優勝してCSに向かいたいよね」と推測。「早めにしちゃうと(CSまで)間が空いちゃうから。ただ(選手を)休まさせることはできるけど、ゲーム勘だけはなくしてほしくないし。CS、難しいよね」と、1stステージを勝ち上がって勢いに乗るチームと対戦しなければならない難しさを説いた。

 その上で、高木氏は「9月の中頃とか。そのくらいで優勝が決まれば、いいと思ってるんじゃないの?」と岡田監督が思い描く“アレ”のタイミングを推し測っていた。

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