阪神・ドラ1森下 レギュラー死守や!後半戦は「6番・右翼」で結果残す 7月は「1番」で7安打2発5打点

 阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が21日、甲子園で行われた1軍の全体練習に参加し、レギュラー死守を誓った。岡田監督は22日・ヤクルト戦(神宮)で森下の起用を明言。黄金ルーキーは「後半戦の初戦をスタメンでスタートを切れるというところはすごく良かった」と笑みをこぼした。

 左翼を守った前日のシートノックから一転、この日は右翼で白球を追った。慣れ親しんだ「6番・右翼」で後半戦のスタートを切る。開幕スタメンに名を連ねながら2度の2軍降格を味わったが、7月に近本の離脱で1番を託されると、一気に上昇曲線を描いた。8試合連続出場で7安打を放ち、2本塁打5打点。スタメンの座を取り戻し「もう一回ファームに行かないように、結果を残して頑張りたい」と意気込んだ。

 18日のフレッシュオールスター(富山)ではMVPを獲得。レギュラーシーズンとは異なる数日間を過ごし、「試合から少し離れて違う刺激をもらった。良い意味で頭をリラックスできる期間になった」と晴れ晴れとした表情を浮かべた。

 プロの水にも慣れ、「心の余裕だったり、気持ちの整理のつけ方もできるようになってきた」と成長を実感する。一皮むけた新たな姿を虎党に見せる。

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