阪神先発の西純 3勝目ならずも7回無失点104球の熱投「自信を持って勝負することができました」

 7回、長岡を一飛に打ち取り打球を見上げる西純(撮影・山口登)
 5回、左前打を放ちベンチにポーズを送る西純(撮影・山口登)
 1回、内山を空振り三振に斬り、ほえる西純(撮影・中田匡峻)
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 「阪神1-0ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 阪神の先発、西純矢投手(21)が7回を投げ、6安打無失点と好投を披露。得意のヤクルト相手に、さすがのピッチングを見せた。

 高橋との投手戦を演じた。初回から計12球での三者凡退と最高の立ち上がりを見せた西純。二回から五回までは毎回、走者を出す投球が続いたが、本塁だけは踏ませず。特に二回先頭で相対し、空振り三振に仕留めた村上への決め球に投じた154キロ直球の球威はすさまじかった。

 「調子自体はそこまで良くなかったのですが、バッターに投げていく中でうまく修正しながら投げることができたと思います。初回からストレートで空振りを取ることができていたので、自信を持ってしっかりゾーンの中で勝負することができました」

 昨年5月19日に西純は高橋からプロ初本塁打を放っていたが、この日もスコアボードに「H」ランプをともらせた。0-0の五回2死二塁。左腕の変化球を捉え、打球は三遊間を破った。

 昨年までヤクルト戦は通算3勝0敗。プロ初勝利を挙げたのも同チームからだった。打線の援護むなしく今季3勝目を挙げることはできなかったが、前回巨人戦の好投に続き、投手として一段階成長した姿を見せたマウンドとなった。

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