阪神 快挙の村上が援護なく初黒星 7回力投も1点に泣く 開幕から32イニング目でついに失点
「阪神0-1ヤクルト」(9日、甲子園球場)
阪神が競り負け、連勝は3で止まった。力投の先発・村上がセ・リーグタイ記録の快挙を達成したが、打線が援護できず、初黒星を喫した。
村上は六回まで無失点を続け、開幕からの連続無失点を31イニングに伸ばし、63年の阪神・中井悦雄と並んでセ・リーグ開幕連続イニング無失点の最長タイ記録を樹立した。ただ、直後の七回、サンタナに先制5号ソロを左中間に運ばれて、今季5試合目の登板(4先発)にして初失点。今季初被弾により、連続無失点が31イニングでストップした。
甲子園1軍初登板となった村上を援護したい虎打線だが、3回目の対戦となった新人右腕の吉村に、この試合までの対戦防御率1・64が示すように苦しんだ。四回無死から中野が右前へのチーム初安打で出塁するも、クリーンアップが続けず。六回には2死からの3連続四球で満塁機を迎えたが、佐藤輝が空振り三振に倒れて、得点を奪えなかった。
1軍デビューの5日・広島戦(マツダ)で来日1号を放ったミエセスは、「6番・右翼」で2試合連続スタメン。五回、先頭のオスナの当たりをスライディングで好捕して、村上の力投を支えた。
九回は先頭・佐藤輝が二塁打で出塁し、ミエセスが進塁打で1死三塁。だが、好機を生かせなかった。
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