先発マスクは坂本、中継ぎ陣に梅野 昨季までの阪神投手コーチが「捕手問題」で持論
昨年まで阪神で投手コーチを7年間務めた金村曉氏が、5日に更新されたYoutubeチャンネル「野球いっかん!」にゲスト出演。古巣・阪神の「捕手問題」について持論を展開した。
まずは坂本、梅野の捕手としての特徴の違いを解説。坂本に関しては「ピッチャーの良さを引き出そうとする。ピッチャーのすべての球種をうまいこと使いながら、バッターに的を絞らせない上手なリードをする」と説明。
一方の梅野は「ピッチャーの最大の武器を中心として、いい球種をどんどん投げさせていく。だからピッチャーの調子が良ければ、圧倒的な感じで完封とかバンバンやっちゃうんですけど、逆にダメなときは偏ったリードでズルズルいっちゃう」と分析。「ブロッキングは12球団ナンバーワンと思っているんですよ。だからパワーピッチャーとかフォークボールが得意なピッチャーとか」と話し、「現状で言ったら先発マスクは坂本誠志郎、セットアッパーからクローザーまで隆(梅野)を使うとか。そういう使い方をするとすごく生きてくるのかなと」と持論を披露した。
また岡田監督がシーズン前から梅野を正捕手に指名したことに関して、「鼓舞するために『オマエが正捕手』と言ったんじゃないか」と推察。坂本に関しては「誠志郎は別に正捕手って言わなくても頑張るので」と性格の違いを説明した。
今季は坂本がスタメン出場した際には9戦9勝。一方で梅野は打撃に関しても打率・095と苦しんでいる。金村氏は「ネットニュースとかを見てると思うので、それがプレッシャーになってバッティングにも影響してるんじゃないか」とおもんぱかった。
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