阪神・才木が抹消濃厚 3回3失点KOで自身3連敗「自分のピッチングできなかった」 岡田監督「ストライク入らへんやん」
「ヤクルト4-2阪神」(30日、神宮球場)
明るい笑顔は最後まで消えたままだった。阪神・才木が今季最短3回を5安打3失点で自身3連敗で3敗目。「自分のピッチングができなかった」と反省した。
立ち上がりから苦しんだ。初回1死二塁から山田、村上に連続四球を与えて満塁のピンチ。ただ、サンタナは遊ゴロ併殺に。窮地をしのぎ、何とか立ち直りたいところだったが…。
0-0の三回だ。安打と四球などで1死二、三塁の危機を招くと、村上に先制の左犠飛を献上した。3戦連続の完封勝利をおさめていたチームにとって31イニングぶりの失点。さらに、続くサンタナには外角高め直球を捉えられて左翼席へ2ランを被弾した。
「最低7回は投げたい」と意気込んでいた中、3四球を与えて3回70球で無念の降板。「変化球でカウントを作るだとか、良いところに投げなきゃいけないだとか、そういう意識がすごい強かった。自分で自分を苦しめた」と悔やんだ。
岡田監督は「ストライク入らへんやん。真っすぐも全然行ってないよ。(才木の直近)3試合同じことやんな」と不安定な制球面を指摘。次回登板について「そら、考えなアカンわな」と話し、才木は出場選手登録を抹消されることが濃厚となった。
野球スコア速報
関連ニュース




