阪神・坂本 先発マスクかぶれば6戦全勝 27イニング連続0封 岡田監督も「さえてる」

 「ヤクルト0-4阪神」(28日、神宮球場)

 勝利球を受け止めると、白球を握りしめるようにガッツポーズを決めた。阪神・坂本誠志郎捕手(29)が2戦連続の完封勝利をリード。そのミットにがっちりと信頼をつかんだ。

 「大竹が粘ってくれて、中継ぎ投手も良いボールが来ていたので、信じてサインを出して、ピッチャーがしっかり投げてくれた結果だと思います」

 謙虚に振り返ったが、これで先発マスクをかぶれば6戦全勝。村上の9回完封を導いた22日・中日戦(バンテリン)から、27イニング連続無失点と存在感を高めている。大竹も「坂本さんの力で勝ちがついているだけ」と感謝しきり。岡田監督も「なあ、さえてるよな」と感心した。

 さえているのはリードだけではない。履正社の後輩・井上の適時打で先制した直後の初回2死一、二塁では、高橋から3点目を奪う中前適時打を放った。五回にも中前打をマークし、先制V打を放った前日27日・巨人戦(甲子園)に続くマルチ安打&打点。「コンパクトにいこうと話をしていた。あとは、前に頼もしい後輩がいるのでマネしました」と前夜と同じフレーズで後輩をたたえた。

 村上が先発する29日・ヤクルト戦も先発マスクをかぶる見込み。「良いことは続けられるように」。昨季は主将も務めた頼れる男が、チームをけん引する。

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