ウル虎お待たせ!阪神・大山が聖地初弾の六回2号ソロ 三回死球も何の「大丈夫」

 「阪神15-0巨人」(27日、甲子園球場)

 白球とともに歓声も夜空に舞った。雄々しくダイヤモンドを回る姿が頼もしい。今季、甲子園8試合目にして飛び出した“聖地1号”。阪神・大山悠輔内野手が左中間へ豪快なアーチをかけ、先発野手全員安打を完成させた。

 「(伊藤)将司がよく投げてくれたんで、何点あってもいいですし。そういう意味ではよかった」

 場面は8点リードの六回だった。1死走者なしで迎えた第4打席。「追い込まれていましたが、しっかりと自分のスイングをすることができました」と、カウント1-2からの4球目、高めに浮いた145キロ直球を完璧に捉えた。16日・DeNA戦以来8試合ぶりとなる2号ソロ。こん身の一発で勝機を高めた。

 アクシデントも関係なかった。三回無死一、二塁の好機では右腕に死球を受け、治療のためにいったんベンチへ。阪神ファンを心配させたが、治療を受けてすぐにグラウンドに戻り、プレー続行。八回に中前打を放ち、試合後には「大丈夫」と無事を強調した。

 28日からは敵地・神宮でヤクルトとの3連戦を迎える。「今日は今日で終わりなので、明日に向けて準備をしていきたい」と冷静な口調に落ち着き払った表情。猛虎の4番に座る背番号3は一戦必勝で戦い続ける。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス