阪神・湯浅が復帰へ前進 「全然問題なく投げていけるんじゃないかなと」 キャッチボール再開、20メートルで50球

 右前腕の強い張りで2軍調整中の阪神・湯浅京己投手(23)が26日、鳴尾浜でキャッチボールを再開した。ブルペンの端から端まで、約20メートルの距離で約50球を投じた。

 「まだまだ軽くですけど、まあ全然問題なく投げていけるんじゃないかなとは思っています」

 16日に登録抹消されて以降、ノースロー調整を続けていたが、25日にスローイングを再開。ブルペンで軽めのネットスローを40~50球行った。一夜明け、体の状態も「問題ない」と順調な様子。

 16日の試合前練習以来のキャッチボールに「人に投げるのはやっぱ…いいですね」と喜びをかみしめた。

 「本当だったらもっと距離を投げたかったですけど、雨で場所ないんで」。この日は屋根のあるブルペンで行ったが、27日以降は体の状態を見ながら、距離も伸ばしていく考えだ。

 見守った和田2軍監督は「まだ実戦どうのこうのいう段階じゃないんで。本人の感触もあるし、『もう少しいけます』ってところまでこないと。それからだよね」とあくまで無理をさせず調整させる方針。

 復帰に向け、また一歩前進した。焦らず、万全な状態を目指していく。

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