阪神・大竹 3回完璧!また評価上昇 岡田監督絶賛「見ての通りよ。すごい戦力になりそう」

 「阪神紅白戦、白組3-6紅組」(12日、宜野座村野球場)

 宜野座で名刺代わりの快投だ。ソフトバンクから現役ドラフトで加入した阪神・大竹耕太郎投手(27)が最速148キロの直球に多彩な変化球を交えて、3回無安打無失点。自慢の制球力も披露し、岡田監督の「見ての通りよ」のセリフを引き出した。

 紅組の2番手で実戦初登板。四回はノイジー、大山ら実力者を抑えると、六回は2死からルーキー・森下をツーシームで投ゴロに打ち取った。スタンドにため息が充満する中、苦労人左腕が、プロの洗礼を浴びせた形だ。

 「実戦派」という指揮官の評価に「ブルペンは良くないのかなと思ってしまいます」と笑いつつ、「数字に表れない部分、打者が気を抜いたらクイックで投げたり、守備が守りやすい投球を心がけている」と胸を張る。

 岡田監督は「先発の左が伊藤(将)1枚なんで、すごい戦力になりそうな気がする」とニンマリだ。「僕みたいな立場は打たれたら終わり」。悲壮感たっぷりの大竹が、虎党へ鮮烈な印象を残した。

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