阪神・青柳が痛恨の1球 オスナに同点被弾 その時、雨は上がっていた

 7回、オスナ(中央)に同点ソロを浴びた青柳(左)と梅野のバッテリー(撮影・中田匡峻)
 7回、オスナ(13)に同点弾を打たれ、厳しい表情を見せる岡田監督(中央)=撮影・高部洋祐
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 「阪神-ヤクルト」(7日、甲子園球場)

 雨柳さんこと阪神・青柳晃洋投手が1球に泣いた。1点リードで迎えた七回、先頭・オスナへの初球。122キロのスライダーが真ん中付近に甘く入り、乾いた打球音を残して白球は中堅左のスタンドに達した。

 雨が降る中で始まった甲子園開幕戦。痛恨の本塁打はこの日の101球目で、六回までは2安打無失点と好投を続けていた。結局、青柳は7回4安打1失点で降板。開幕戦に続く2試合連続勝利とはならず、「任せてもらったイニングを0点で帰ってこられなかったことが悔しいです」と言葉を絞り出した。

 雨男として知られ「雨柳さん」の異名を持つ右腕。SNS上では「雨柳さん」がトレンド入りするなど大きな盛り上がりを見せていた。

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