阪神・岡田監督「チームの若さ」は最大の武器に
「阪神6-2DeNA」(2日、京セラドーム大阪)
2月中旬、阪神・岡田彰布監督が怒っていた。「若いチームやから勝たれへんと思われてんのが腹立つんや!」。どうやらキャンプを訪問した評論家らから「チームの若さ」を指摘されたらしかった。午後10時には眠くなると話していたが、よほどイライラが募っていたのだろう。珍しく時間が過ぎるのも忘れて、焼酎グラスを傾けた。
「若さ」は岡田監督が魅力に感じている部分だ。22歳の森下と小幡が名前を連ねた開幕スタメンの平均年齢26・4歳はセ・リーグで最も若い。「この1年でどれだけうまくなるか未知の力がある選手が多い」。開幕後のベンチの雰囲気も「試合に入りこんどるな」とうれしそうに話す。
開幕3連戦の戦いぶりを見れば、指揮官が怒るのも無理はない。冒頭の場面、岡田監督は「絶対、見返したるからな!」と語気を強めている。第二次岡田阪神では、若さは最大の武器となりそうだ。(デイリースポーツ・阪神担当キャップ・杉原史恭)
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