阪神・大山 オープン戦初打点&3試合連続安打 状態上げる4番に指揮官「だいぶええよ」

 1回、右翼へ先制の適時三塁打を放ち、激走する大山
 1回、右翼線に先制三塁打を放つ大山(撮影・西岡正)
 1回、佐藤輝の適時打で生還し、ナインとタッチを交わす大山(撮影・西岡正)
3枚

 「オープン戦、ヤクルト0-8阪神」(17日、神宮球場)

 4番が状態を上げている。阪神・大山悠輔内野手が初回にオープン戦初打点となる先制の適時三塁打を放った。2死一塁で打席に立つと、フルカウントからの6球目だった。小川が投じた136キロ直球を右方向へはじき返した。打球は懸命にダイビングキャッチを試みた松本友のグラブ先を抜けて外野を転がった。一塁から木浪が生還し、大山は一気に三塁まで到達した。

 春季キャンプ中の実戦から低調な打撃に苦しんでいたが、14日のDeNA戦(横浜)で安打を記録すると、15日には今季実戦初マルチとなる2安打。この日で3試合連続安打とした。上昇を印象付けた主砲だが「(調子は)変わらない。良いところもあれば悪いところもある。しっかり反省して頑張る」と浮かれる様子はなかった。

 3試合連続で2四球を選んでおり、冷静に球を見極められている。岡田監督も「そら悪い時に比べたら、だいぶええよ」と認めた。不振脱却は近い。曇り空の肌寒い神宮に、かすかな春の訪れが感じられた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス