甲子園 ビールのプラカップをリサイクル→アルプススタンドのラバーフェンス中材に
阪神電気鉄道株式会社は28日、阪神甲子園球場で環境保全プロジェクト「KOSHIEN “eco” Challenge」の一環として当球場内で回収したプラスチックカップから製造したリサイクル原料を一部に使用したクッション材を、アルプススタンド部分のラバーフェンスの中材に採用し、更新工事が完了したと発表した。
2012年から、球場内で使用されたポリエステル製ビール用プラスチックカップを、帝人フロンティア株式会社と共同で分別回収。球場イベントで配布されるノベルティや球場内で使用するゴミ袋などにリサイクルする取組みを行ってきたがラバーフェンスなど球場設備へのビールカップリサイクル素材の採用は今回が初。
同社のリサイクルと繊維技術を用いることで、従来難しかった回収プラカップの繊維へのリサイクルが可能となり、ラバーフェンスの中材クッションを、同リサイクル繊維を用いて製造することに成功した。
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