阪神 両翼争いはドラ1森下の“独走状態”ノイジー離脱で井上&板山に大チャンス

 左翼のポジションでシートノックを受ける(左から)熊谷、井上、ミエセス
 右翼のポジションでシートノックを受ける(左から)板山、高山、森下
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 「阪神春季キャンプ」(27日、宜野座)

 阪神は27日、沖縄の1、2軍キャンプを打ち上げた。リーグ随一と言われる投手陣の仕上がりは?注目された遊撃、両翼争いの現在地は?デイリースポーツの阪神担当が、テーマごとに今キャンプを総括する。

 中堅・近本を除く両翼、特に最激戦区とみられていた右翼争いは、波乱の幕開けだった。2年目の前川が沖縄先乗り自主トレ中に故障し、初日に2軍合流。右足肉離れで出遅れたドラフト1位の森下と合わせ、期待の若手コンビの姿は「2・1宜野座」になかった。

 だが、実戦練習のタイミングで森下が2軍から呼ばれると、瞬く間に“独走状態”に。紅白戦からオープン戦まで「打」で結果を重ね、筒井コーチのマンツーマン指導で「守」も強化。開幕右翼の大本命は黄金新人で揺るがないだろう。

 ただ、左翼レギュラーが確定的だったノイジーが離脱中で、実戦復帰は早くても3月9日以降。オープン戦でそろって本塁打を放ちアピールしている井上、板山には、開幕左翼の大きなチャンスが出てきている。

 一方で昨季定位置をつかみかけた島田、岡田監督になり不退転の覚悟を示した高山らは、残念ながら目立ったアピールには至らなかった印象だ。長距離砲として期待されるミエセスも、守備面の不安に目をつぶるまでには至っていない。

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