阪神・ドラ6富田 1軍昇格決定 また好投!プロ初の対外試合で0封 存在感示した

 中日打線相手に力投する富田(撮影・北村雅宏)
 7回から登板し、三者凡退に抑える好投を見せた富田(撮影・北村雅宏)
 7回から登板し、三者凡退に抑える好投を見せた富田(撮影・北村雅宏)
3枚

 「2軍練習試合、中日7-3阪神」(16日、オキハム読谷平和の森球場)

 期待のルーキー左腕が1軍切符をつかんだ。阪神ドラフト6位・富田蓮投手(21)=三菱自動車岡崎=がプロ初の対外試合となった中日戦に登板し、1回を無安打の好投。12日の紅白戦に続く、実戦2試合連続の無失点投球で、試合後には1軍昇格が決まった。

 七回、先頭の味谷を三ゴロに打ち取ると、高松は三邪飛、溝脇にはカウント3-0としながらも4球目で左飛に仕留めて、3人をピシャリ。カーブ、フォーク、縦スライダーを織り交ぜ、変化球を中心とした14球で存在感を示した。

 抜群のアピールとなったが「いろんな課題が出ました」と慢心はゼロだ。振り返ったのはラストの対戦。「2球目、自分ではストライクと思ったんですけど。3球目に影響し、高めに浮いてた。平常心で投げきるのが課題」と気を引き締めた。

 ドラフト指名直後の昨年10月、U23W杯決勝に先発し、2回パーフェクトで優勝に貢献。大会の最優秀投手に輝いた。アマチュア時代からの「どんな時でもストライクを取れるのが自分の良さ」という武器は、プロ相手でも通用している。

 キャンプも折り返しを過ぎ、ついに1軍切符をつかみ取った。「任された回を投げきるのが大事。準備はしっかりやっていきたい」。次なるステップでも必ずや輝きを放ってみせる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス