阪神・才木 自己最速3キロ更新157キロ フォームのバランス&脱力に手応え

 紅白戦の白組で先発した才木(撮影・中田匡峻)
 才木が投じた157キロの表示
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 「阪神紅白戦、白組3-6紅組」(12日、宜野座村野球場)

 虎党もどよめく力強い直球が次々とミットに突き刺さった。白組の先発を務めた阪神・才木浩人投手(24)が3回2安打1失点。球場のスピードガンでは自己最速を3キロ更新する「157キロ」と表示され「あってるか分からないですけど」と苦笑いを浮かべたが、「ストレートの感触はいい」と笑顔をにじませた。

 1点リードの二回1死走者なしから原口に154キロ直球を左翼ポール際に運ばれるシーンこそあったが、150キロ超の直球に加え、スライダー、フォークがさえ渡り、簡単に打者を料理。しかし「100点満点中50点」と自己評価は高くない。

 今年から体の左側の開きを抑えるようなフォーム修正に着手し、回旋動作を意識しているという。「左足や体幹とかリリースまでつながる回旋の動きで一工夫を入れているので、フォームのバランスは良くなってきている。他にも脱力というかムダな力を抜くところは今、だいぶすごくいいところまで来ていると思います」と確かな手応えを深めている。

 トミー・ジョン手術明けの昨季は9試合に登板して4勝1敗だったが、中10日以上間隔を空けて先発に向かっていた。「今年は勝負、大事な年。中6日で1年間回るつもりでいるので」と今季は必ず1年間フル回転する。

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