阪神・前川、“神主”弾 脱力手応え初1軍キャンプへ号砲 早くも実戦見据え「あとは試合の対応」

 初の1軍キャンプメンバーに選ばれた阪神・前川右京外野手(19)が29日、“神主打法”で自身初となる宜野座アーチを放った。先乗り合同自主トレでの12スイング目、バックスクリーンへ豪快に運ぶと、37スイング中、柵越えは3本。中でも手応えを口にしたのが、35スイング目にライナー性の打球で左翼芝生席へ突き刺した一打だ。

 「あの打球は良かった。引っ張った打球はある程度行くと思うんですけど、広角に打たないといけない。逆方向への課題をずっとやってきてたので、打てて良かったです」

 今年1月から3度の三冠王・落合博満氏に代表される神主打法にトライ。「脱力」をテーマにバットを垂らすように構え、「力が抜けるようになってきた。あとは試合の対応が大事かなと思う」と早くも実戦を見据える。

 「みんなすごい選手ばかりなので、いろんなとこを見て吸収していかないといけない」。練習中も佐藤輝とバット談議を交わすなど、向上心は尽きない。激戦区の右翼争いへ、19歳は本気でレギュラーを狙っている。

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