阪神・伊藤将 奮闘報われず 5回1失点も援護なく それでも仲間信じ「次の登板に」

 5回、大和(奥)に先制適時打を許す伊藤将
 力投する伊藤将(撮影・飯室逸平)
 5回終了後、ベンチで悔しそうな表情を見せる伊藤将(撮影・堀内翔)
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 「セCSファーストS・第2戦、DeNA1-0阪神」(9日、横浜スタジアム)

 報われなかった奮闘。5回1失点と試合を作った阪神・伊藤将司投手(26)だったが、打線の援護に恵まれず、白星をつかむことはできなかった。

 「自分のピッチングは良かったんじゃないかなと思います。一人一人投げて、どんどんつないでいこうという気持ちでした」。昨年のCSはリリーフで1試合に登板したのみ。「一発勝負なんで、シーズンと違った緊張感がありました」と振り返ったが、四回まで内野安打1本に封じる好投で、相手先発・大貫と投手戦を演じた。

 悔やまれるのは0-0のまま迎えた五回。先頭・宮崎に左前打、ソトに右翼線へ二塁打を浴び、無死二、三塁とピンチを招いた。続く大和に先制の中前適時打を献上。近本の本塁への好返球にも助けられて最少失点でしのいだものの、六回の打席で代打を送られた。

 今季は両リーグ最多6完投で9勝(5敗)を挙げるなど2年目ながら頼もしい活躍を見せた左腕。「しっかり明日(10日)応援して、次の登板に備えるだけ」。仲間を信じ、最後まで戦い抜く。

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