阪神 ウィルカーソンは六回途中無失点 5月27日以来5勝目の権利を手に降板

 1回、ウィルカーソンは菊池涼の打球を体に受ける(撮影・山口登)
 1回、菊池涼の打球を体に当てるもサムアップ(撮影・田中太一)
 先発し、投げ込むウィルカーソン(撮影・田中太一)
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 「広島-阪神」(19日、マツダスタジアム)

 阪神先発のウィルカーソンは5回1/3を5安打無失点、5月27日・ロッテ戦以来となる5勝目の権利を手にして76球で降板した。三回以外は毎回走者を背負ったが、粘り強い投球で得点を許さなかった。

 二回、先頭の坂倉に死球を与え、続く長野に左前打を浴びて無死一、二塁のピンチを招いた。そこから小園を中飛に打ち取り、会沢、床田を2者連続空振り三振に斬った。

 五回は先頭の会沢に右前打を許したが、床田の捕手前へのバントを梅野が好判断で二塁に送球し、併殺打に仕留めた。

 六回2死一塁で坂倉を迎えた場面で矢野監督がベンチを出て、交代を告げた。2番手で救援した渡辺は1球で三飛に仕留めた。

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