阪神・大山 大逆転呼んだ衝撃の1試合3発、無双状態で6月の「猛虎感動大賞」
デイリースポーツが制定する「猛虎感動大賞 supported by DAZN」の6月の月間賞に、大山悠輔内野手(27)が11日、選出された。日本人選手の球団記録まで、あと1本に迫る10本塁打を放つなど、チーム躍進の中心にいた背番号3。連続試合安打を伸ばした近本を抑えての受賞となった。
圧倒的な支持で“当選”を果たした。読者アンケートのうち、約67%が大山をプッシュ。それだけ6月に残したインパクトは強烈だった。
無双状態が始まったのは、甲子園で行われた日本ハムとの交流戦だ。6月3日の初戦には、自身2度目となる1試合3発のソロ本塁打を放ち、最大6点差をひっくり返す大逆転に貢献。翌日は猛打賞、3戦目には3ランと、新庄ビッグボスも驚きの大活躍でチームを3連勝に導く。
その後も特に甲子園では大山が打てば、チームが連勝を重ねるという確変状態に。6月17日のDeNA戦では2発、翌18日の同戦でも2ランと、5戦続けて聖地でヒーローインタビューを受け「もう本当に話すことはない」と笑わせた。
月間打率は23試合で打率・318、10本塁、29打点の大暴れ。最終盤にはやや失速して、球団日本人の月間本塁打記録に、あと1本届かなかったが、勝利に直結する一打を打ち続けた印象がある。
アンケート締め切り直前には、連続試合安打を続ける近本の支持が急上昇して約24%まで伸びたが、それでも大山のトップは揺るがず。文句なしの選出となった。
◆「猛虎感動大賞 supported by DAZN」 デイリースポーツが制定する、阪神で最もファンに感動を与えた選手に贈る賞。今シーズンからスポーツ・チャンネル「DAZN」が特別協賛となり、月間賞を新設。Twitter、阪神Vデイリー、デイリー読者クラブでアンケートを実施。その結果を参考に月間賞を決定する。今年の3、4月は青柳、5月は西純が受賞した。
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