阪神・青柳、マサシンカーで矢野監督に恩返し 将から山本昌氏の助言伝え聞く
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
開幕投手候補の阪神・青柳晃洋投手(28)が1日、今季限りで退任する意向を示した矢野監督に恩返しを誓った。「矢野監督が1軍監督になって出てきた選手なので。すごい感謝だったり恩というのはある」。前日の全体ミーティングで指揮官の覚悟を聞き、さらに気合が入った。
キャンプ初日。ブルペンで矢野監督から、元中日で阪神の20年春季キャンプで臨時コーチを務めた山本昌氏の伝言を伝え聞いた。「監督がオフに昌さんと会って。『投げ方をもっとこうした方がボールが抜けるよ』というのを監督に伝えたみたいで」。内容は球速を落とした新シンカーの習得法だった。
リリース時に「肘を上に上げるように抜く」というのが“師匠”が伝えたい極意。以前に山本昌氏から教えられたシンカーは「130キロくらい出ちゃっている」と言う。昨季の躍進を支えてくれたありがたい球種だが、変則右腕は改良を加えた“新球”にも興味津々だ。
「挑戦はしていきたいと思います。僕自身、緩いボールっていうのは今年頑張っていきたいなと思っているので。それを使えるまでに精度を上げていけたらいいなと思います」
15勝を狙う今季。変化を恐れず、常に目標に向かって突き進むのが青柳スタイルだ。
キャンプ初日に投手陣のワンデーキャプテンを務めた背番号50。恩返しへの道が始まった。
