矢野監督明言 西勇が阪神の後半戦開幕投手 ロケットスタートへ「引っ張ってくれる」

 阪神・矢野燿大監督(52)が5日、甲子園で取材に応じ、後半戦の開幕投手に西勇輝投手(30)を指名した。6日のエキシビションマッチ・オリックス戦(京セラ)を経て、再スタートとなる13日・広島戦(京セラ)へ向かう。2戦目は中継ぎに回る可能性も残しながら先発ローテを争う二保、及川が候補。3戦目は鯉キラー・秋山で前半戦に続く“開幕ダッシュ”を狙う。

 大事な一戦はエースに託す。矢野監督が後半戦の開幕投手に西勇を指名した。今季4勝6敗、防御率3・19。黒星は先行しているが、信頼は不変だ。

 「いつも姿勢で引っ張るという部分とプロなんで勝ちを付けるという責任、そういうものは持ってくれているピッチャーなんで。勇輝(西)が投手陣を引っ張ってくれる」

 西勇は7月31日のウエスタン・オリックス戦に先発し、2回無失点。体調不良で30日のエキシビションマッチ・西武戦の登板を回避したが、不安を払しょくした。6日・オリックス戦(京セラ)では5イニングをメドに先発する予定で、問題がなければシーズン再開の初戦となる13日・広島戦(京セラ)へ向かう。

 広島戦は好相性だ。今季こそ1勝2敗、防御率3・79だが、通算では11勝3敗、防御率2・44と圧倒的な成績を残す。節目の通算100勝を飾り、弾みをつけたいところだ。

 3戦目には鯉キラー・秋山を投入する。こちらも今季は広島を相手に4戦3勝、防御率2・22と相性抜群。1日のエキシビションマッチ・西武戦では6回2/3を無失点と力投し、仕上がりは万全だ。

 2戦目は五輪期間中からローテを争う二保か及川が予想される。二保は6日の同オリックス戦に登板する見込みで、及川は7日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)に先発し、最後のアピールを狙う。

 前半戦はヤクルトとの開幕カード3連勝から勢いに乗った。後半戦もロケットスタートを決めて、Vロードを突き進んでいく。

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