阪神・矢野監督 大山の決勝3ランに「悔しさをバネに」と称賛

 8回、勝ち越しの10号3ランを放ち歓喜の表情で生還する大山(撮影・飯室逸平)
 勝利を喜ぶ大山ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 試合に勝利し、ナインを笑顔で迎える矢野監督(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト5-6阪神」(8日、神宮球場)

 阪神が逆転勝利で4カードぶりの勝ち越しを決めた。

 1点を追う八回に2死一、三塁から梅野の左前適時打で同点に追いつくと、なおも2死二、三塁から大山が右翼席へ勝ち越しの10号3ランを放った。

 激しい雨が降り続く中での逆転勝利に「みんなで頑張れたなっていう試合でした」と矢野監督。不振が続いていた大山の一発には「大きなホームランだった。アイツも苦しい状況というか、気持ちで戦っていると思う。悔しさをバネにしてやっていってくれる1本やったかなと思います」と手放しで喜んだ。

 9日からは甲子園で巨人との3連戦。ゲーム差2・5で迎える首位攻防戦に向け「目の前の試合をどう戦っていくかしかできないんでね。ヤマ場というけど、きょうもヤマ場やし、きのうもヤマ場。俺らずっとヤマ場なんで」と気持ちを引き締めていた。

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