阪神リリーフ1枚足りない アルカンタラ中継ぎ練習参加も当面先発起用へ
「阪神3-8ソフトバンク」(6日、甲子園球場)
大敗の中、投手陣の不安材料が浮き彫りとなった。阪神・矢野監督は登板を回避したガンケルについて「この時期だから大事を取って。投げる準備はできる状態じゃないかなあ」と軽症を強調したが、先発・西純だけでなく、斎藤、及川も味方の失策に足を引っ張られる形で失点を重ねた。
4日は岩崎が蓄積疲労で登録抹消。5日の試合で左足首を負傷した小林と3年目の湯浅もこの日抹消となり、試合前の練習ではアルカンタラが中継ぎ組の練習に参加。藤浪に続く配置転換の可能性が浮上していたが、矢野監督は試合後、今後の起用を「先発で」と明言。先発ローテは6人そろう中、小林の穴は埋まっておらず、ブルペン強化へ小川らが昇格候補に挙がるとみられる。