阪神 29日はチェンが先発 矢野監督も期待「心配していない」

 キャッチボールで調整するチェン(撮影・飯室逸平)
 キャッチボールで調整するチェン(撮影・北村雅宏)
 中日相手に連敗を喫し、足早に引き揚げる矢野監督(中央)。右端は佐藤輝(撮影・北村雅宏)
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 「中日6-1阪神」(28日、バンテリンドーム)

 阪神は鬼門・バンテリンドームで打線がつながらず、連敗を喫した。何としても同一カード3連敗だけは阻止したい29日の先発マウンドにはチェン・ウェイン投手が上がる。

 移籍後初登板初先発が古巣との対決となり、闘志を燃やしている左腕。26日に甲子園で行われた投手指名練習後には「自分のやるべきことに集中して、チームの勝ちにつながるピッチングをしたい」と意気込んだ。

 今季はファームで4試合に先発し、2勝2敗、防御率1・80と万全の状態に仕上げてきた。バンテリンドームでは中日時代通算52試合登板で18勝7敗7ホールド、防御率2・14と好相性だ。

 矢野監督もこの日の試合後、「もちろん知らない球場じゃないし、長くやった球場だから、全然心配していない」と期待を込めた。

 続けて、「そこには打線の援護とか、チーム全体でチェンを援護してやらないとダメ。チェンはチェンらしく投げてくれればいい。明日は早い回に点を取って、チェンをいい形で投げさせてあげたい」と、28イニング連続で適時打が出ていない打線に奮起を促した。

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