阪神・西勇が今季初勝利「梅野がいいリードしてくれた」7回4安打2失点
「阪神6-2巨人」(6日、甲子園球場)
先発の西勇輝投手(30)が7回4安打2失点。7回に降雨コールドとなり、今季初勝利を手にした。
初回、先頭の重信を1球で投ゴロに打ち取ると、続く重信をチェンジアップで空振り三振に。坂本を左飛に打ち取り、三者凡退で抑えた。
6点リードの4回。1死から重信に右前へこの日初めて安打を許すと、続く坂本に四球を与えて一、二塁のピンチ。だが、岡本を遊飛、亀井を見逃し三振に斬り窮地を脱した。
悔やまれるのは五回。先頭の大城を四球で歩かせると、続く香月にカウント1-1から左中間席へ2ランを浴びた。さらに、吉川にも中前打を許したが後続を断った。
六回も走者は許したものの、無失点。七回は再び三者凡退に抑えて締めくくった。
試合後のヒーローインタビューでは「毎年、初勝利が一番大事。無事、1勝できて良かった。天気が悪くて、足場というかコンディショニングが難しかったが、梅野がいいリードをしてくれた」と充実感に浸った。